8月14日から24日の間、 私が勤めている学校の生徒25名を率いてイギリスのブライトンに 行ってきました。この研修は、 世にあふれた単なる語学研修ではなく、 スポーツに特化した語学研修でした。 このプログラムの特徴は以下の3点で、① イギリスの伝統的なスポーツを体を動かしながら英語で学ぶ、② それらのスポーツの歴史を学ぶ、③ さらにスポーツマネージメントやリーダーシップ論を学ぶ、 といったものでした。
実際に行ったスポーツは、バスケ、テニス、ラグビー、 クリケット、サッカーで、 どのスポーツも普段はクラブチームで指導をしているコーチが我々 に教えてくれました。どのスポーツも、 ただルールを教えて試合をするのではなく、 試合で役に立つ技術や戦術をわかりやすい英語で教えてくれた上で 試合を行っているため、 初心者から経験者全員が満足するようなトレーニングとなっていま した。
講義では、 もともと一つのスポーツであったラグビーとサッカーの歴史を学ん だり、イギリスにおけるスポーツの伝統とビジネスの関係性、 さらには世界中で講演を行っているGaryさんによる「 リーダーシップ論」を学ぶことができました。 生徒は今まで娯楽や部活動としてスポーツをおこなってきましたが 、 異なった視点でスポーツというものを考えるとてもよい機会得てい ました。
また、今回はラグビー部の生徒が多く参加していたこともあり、 ブライトンにあるラグビークラブのU16の選手多たちの練習に参 加できるオプショナルトレーニングもありました。 次年度はサッカーのオプショナルトレーニングもスケジュールに組 み入れる予定です。
その他にも、 サッカーのプレミアリーグに所属しているブライトンアルビオルの スタジアムツアーや、ラグビーの試合の観戦、 ロンドンではプレミアリーグの試合(ブライトン対ウエストハム) をロンドンオリンピックスタジアムで観戦しました。 ロンドン市内のツアーもいくつか選択肢を用意して、 生徒が選べる形にしました。私がガイドしたツアーは、 サッカー好きにはたまらないスタンフォードブリッジ( チェルシーのスタジアム)とホワイトハートレーン( トットナムのスタジアム)のスタジアムツアーを行うものでした。 今回のイギリス研修で私は4つのサッカースタジアムに行きました が、どのスタジアムにも、人々を魅了する伝統と歴史、 そして最新鋭の技術が美しく織り交ざり、 圧倒的な雰囲気がそこにはありました。
この研修が実際にスタートするまでにたくさんの苦労がありました が、自分のアイディアがいろいろな方の助けを借りながら実現し、 そして25名の生徒全員に喜んでもらえて、 今はとてもほっとしています。また、 私自身もたくさんの経験をさせてもらいました。 現地のコーディネーターさんと英語で交渉したり、 生徒の通訳をしたり等、脳みそがめちゃめちゃ疲れましたが、 また新しい自分を開拓することができました。
自分自身の成長が、他の人の幸せに繋がることを信じて、 これからも新しいことに挑戦していきます!!