新しい教育へ〜長澤佳則〜

教育コンサルタントとしての活動報告をしております

【合格体験記】早稲田大学④(毎週月曜配信)

Yさん 早稲田大学 社会科学部
全国自己推薦入試(総合型選抜)合格 2021年4月入学
受験について
・1次選考:書類審査
・2次選考:小論文、面接


〇合格した大学を教えてください。


早稲田大学の社会科学部に全国自己推薦入試で合格しました。

 

〇資格は何かもっていましたか?


英検2級を高校3年生の第1回目のときに取得しました。

 

〇評定平均は?


4.5ありました。

 

早稲田大学への進学を考え始めたのはいつだったのですか?


小学生のときです。私は幼少期からテニスをやっていて、スポーツが好きでした。テレビで大学のスポーツを観戦していた時に、早稲田大学の存在を知り、「頭もよくてスポーツも強い大学」として私の頭に刻まれて、そこから将来は早稲田大学に行きたいと思うようになりました。

 

〇社会科学部を全国自己推薦入試で受けようと思ったのも比較的早い時期からだったのですか?


もともとは一般受験で社会科学部を目指していました。全国自己推薦入試の出願締切の5日前になり、社学を受験するチャンスは多ければ多い方がいいと思いまして、急遽自己推薦での受験を決めました。
また、たまたま部活動や生徒会での活動実績があり、それらが出願条件を満たしていたので、自己推薦で受験ができました。

 

〇どのような活動実績があったのですか?


所属していたテニス部では部長、生徒会では副会長を務めていました。
テニス部では全国大会に出場しました。


〇志望理由書ではどのようなことを書きましたか?


テニス部での自分の成績のことを強調するのではなく、部長として取り組んできたことを書きました。
バリバリテニスをやってきた人と初心者の人に溝があったので、その溝を埋めるためにいろいろな人の力を借りながら試行錯誤したことを書きました。
また、志望理由書を書いていた時は教師になることを目指していたので、そのことも書きました。
自分一人では難しいことも、他者との協働であれば新しいものを作ったり、問題解決もできることを子供たちに伝えていきたいという思いも書きました。

 

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〇面接ではどのようなことを聞かれたのですか?


まず最初に、大学に入ったらどんなことをしたいですかと聞かれました。
早稲田大学にスポーツ新聞部というのがあるので、そこに所属してプレイヤー以外の観点でスポーツに携わってみたい、とにかく新しいことにチャレンジしてみたいですと答えました。
あと、「コロナで海外からの入国を制限しているけど、それについてどう思うか?」とか「紛争をなくすためにあなたは何ができますか」というような志望理由書とは全く関係のない質問もされました。

 

〇ちなみに「紛争をなくすために何ができますか?」という質問に対してどのように答えたのですか?

 

紛争の根底には文化的な違いがあると思うので、異文化理解、異文化共生というのも教師になって子供たちに伝えていきたいと答えたと思います。
当時、小論文の時事問題対策として毎日新聞を読んでいたので、その情報を自分の話に混ぜ込みながら話をしました。

 

〇小論文ではどのような問題が出ましたか?


コロナを経験して、その経験をポジティブに捉えてどのように未来へ繋げていけるかという感じの問題だったと思います。

 

〇どのように答えましたか?


「リモートワークが進んだことで、子育て世代の女性も働きやすい環境になっていくと思う」ということを書きました。

 

〇小論文の対策はどのようにしましたか?


1次の書類審査が通って、急いで小論対策を始めました。ある塾の小論文講座に申し込んで、書いたものを5回ぐらい添削をしてもらいました。
あとは、毎日新聞を読んでいたことも対策になっていたと思います。朝に新聞の全ての面を読んでいました。また読んだ新聞記事を基に、親と時事問題について議論するようにしていました。私は寮生活をしていたので、夜に親に電話をかけて、話をしていました。そうすることで、ただ時事問題を知っているだけでなくて、その問題に対して自分の意見考えるようになりました。


寮で暮らしている人達で受験勉強をしている人はほとんどいなかったので、9時ごろに寝て、皆が寝静まった2時ごろに起きて勉強をするようにしていました。

 

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