新しい教育へ〜長澤佳則〜

教育コンサルタントとしての活動報告をしております

【合格体験記】横浜国立大学 経営学部(毎週月曜配信)

Yさん 横浜国立大学 経営学(令和6年度の定員:49名) 
学校推薦型選抜(公募推薦) 合格 2022年4月入学

受験について
・書類
・小論文
・面接

 

〇受験について本格的に考え始めたのはいつでしたか?

高校3年生の4月です。評定平均が比較的高かったのと、部活動で部長をやっていたので、それらを活かして推薦入試に挑戦したいと考え始めました。筑波大学の国際学部か横浜国立大学経営学部かで迷っていて、最終的に7月に横浜国立大学を受けることを決めました。

 

〇評定平均はどのくらいあったのですか?またその他資格は何か持っていましたか?

出願時は4.5でした。

資格は英語検定2級を9月にCBTで合格しました。特に出願要件に、英検に関する記述はありませんでした。ただ、横浜国立大学のアドミッションポリシーに、求める学生像として「国境を超えたグローバル時代において、外国人学生と共にコミュニケーション力を高め、世界を舞台に発信・飛躍したい人」と書かれているので、英検は書類審査で多少は評価をされていたかもしれません。

 

横浜国立大学以外には受験する予定はありましたか?

総合型選抜や学校推薦型は横国だけで、もし落ちてしまった場合は一般受験で明治大学などを受けようと思っていました。そのために一般受験向けの塾に通っていました。

 

横浜国立大学の学校推薦型選抜に向けてどんな対策をしてきましたか?

志望理由書、小論文、面接それぞれで対策を行いました。ただ、これらは塾で学んだわけではなく、担任の先生に協力をしてもらいながら進めていきました。

 

〇志望理由書には具体的にどのようなことを書いたのですか?

先程も触れましたが、横浜国立大学がグローバルに目を向けている学生を求めていると思ったので、グローバル企業の雇用問題について興味関心があるということを書きました。ちょうど私が受験した2021年に大手ファッションブランドがウイグル人の強制労働問題について問題を抱えていたため、その問題についても記述をしました。
また、自分が横浜国立大学に入った後にどのように学習をしていきたいかという計画を書きました。
具体的には、グローバル企業について深く学べる横国の授業名を受けたいということ、グローバル企業を専門的に研究されている教授のゼミに所属したいということ、そして横国の海外留学制度を使って実際にグローバル企業の実状を視察しに留学をしたいということ、これら3つを書きました。

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〇志望理由書を書くにあたり、何を使って調べましたか?

志望理由書の書き方があまりわからなかったので、インターネット上にある「志望理由書の書き方」に関する情報を調べました。志望理由書に大学の教授の名前を書いたのも、ネットで調べた情報にそうした方がいいと書いてあったからです。
大学の情報に関しては、主に大学のウェブサイトを使って調べました。本当に隅々まで目を通しました。
また、グローバル企業の問題点に関しては、スマートニュースやTwitter(現X)で情報収集をしていました。
志望理由書は夏休み中に完成させて、夏休み後に担任の先生に添削をしてもらいました。3往復ぐらいしたと思います。

 

〇小論文の対策はどのようなことをしましたか?

正直なところ、学校の小論文対策に参加したぐらいで、あまり書いたりしていませんでした。
たまたま横国経営学部の小論のテーマが「リーダーシップ」に関することだったので、自分の経験に触れながら書くことができました。部活でバスケ部の部長をやっていたので、書きやすかったです。

 

〇面接は?


志望理由書で書いていることに対してツッコミがあったときに、しっかりと答えることができるように、自分でツッコミを考えて、その回答をたくさん作りました。あと、よく面接で聞かれる質問に関しても回答作りをしていました。面接練習は学校の先生と数回行っただけでした。
実際の面接では、志望動機と高校時代に頑張ったことに関して質問をされました。20分ぐらいでしたかね。圧迫面接のようなものではなく、私が答えたことに関して意地悪な質問をされることはありませんでした。
また最後に、「質問はありますか?」と聞かれたので、「グローバル企業の課題をより直接的に学べるオススメの留学先はありますか?」と質問をしました。


〇学校推薦型選抜(公募推薦)で大切だと思うことは何ですか?


とにかく志望校について、全てというぐらい調べることが大切だと思います。また、横国経営学部の学校推薦型選抜の場合、評定平均が4.3以上必要で、さらには各学校での推薦人数は最大2名と決まっているため、高校一年生の時から学校の成績を上げておかなければいけないと思います。

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