新しい教育へ〜長澤佳則〜

教育コンサルタントとしての活動報告をしております

【合格体験】慶應義塾大学 環境情報学部 (毎週月曜配信)

Hさん 慶應義塾大学 環境情報学部(定員150名)
AO入試(総合型選抜)合格 2022年4月入学
受験について
・1次選考:書類審査
・2次選考:面接

 

〇なぜ慶應義塾大学 環境情学部を志望したのですか?


高校1年生の時からスマホアプリの開発であったり、プログラミング言語を独自で学んでいたこともあり、大学では情報系の学びを追及したいなと思っていました。

情報系だと慶應義塾大学筑波大学かなとぼんやりと高校2年生の1月頃は考えていました。

本格的に慶応義塾大学SFCAO入試を意識し始めたのは、高校3年生になってからで、きっかけは学校で行われていたゼミでした。

様々なテーマのゼミがある中で、自分はSTEMゼミに入って、そこでゼミ長をやることになりました。

ゼミ長がゼミの授業を設計して実際に授業も行えたので、「プログラミング教育を楽しく学ぶためにはどうしたらよいか」というテーマを設定して、ゼミ内で議論を進めていました。

この活動を通じて、より情報と教育について学びたいと思って慶応義塾大学SFCAO入試で受けることを決めました。

 

〇英語の資格は何か取得していましたか?


高校の時に1年間の留学に行っていたこともあり、英検1級を取得していました。

 

〇高校生の時にどのような活動をしていましたか?


スマホアプリの開発であったり、プログラミング言語であるパイソンを学んでたりしていました。
私が通っていた高校が探究活動や個人研究に力を入れていたので、学校内での研究発表の場もありました。

また、ベネッセさん主催のSTEMフェスタにも出て、自分の研究成果に対するフィードバックをもらったりもしていました。


〇「入学後の学習計画」で意識したことは?


高校で興味を持ったプログラミング教育の部分を大学でどう発展させていこうかということを意識していました。

そこで大学では「音声認識を使ったビジュアルプログラミング」というのを作りたいという目標にして、学習計画を作りました。

プログラミングをどうやったら効率よく学べるのかということを突き詰めるために、私なりに周りの人にアンケートをとったりしました。

その結果、「声に出したものをパソコンが自動的に読み込んで、それでブロックが動き、コードが出来上がれば覚えやすいし楽しいのではないか」という仮説を立てて、それをSFCで作っていきたいという計画書を出しました。

 

〇2次試験の面接ではどのようなことを聞かれましたか?


私の学習計画に対して鋭いツッコミがありました。

例えば、「音声でなくて脳波でやっていくのではダメなの」という質問がありましたが、私なりにいくつも論文は読んでいたので、「声に出すことで頭が思考し情報を整理していく。

だから脳波でなくで声に出してプログラミングを学んでいくことが大切である」と面接官である教授に対して論理立てて説明することができました。

ちゃんと論理的に答えることができれば、次の質問へと移っていきました。

 

〇論文はどのくらい読みましたか?


SFCを受ける人は50本ぐらい論文を読んでいる人はざらにいるのですが、私は15本ぐらいですかね。

自分が研究していきたいことに関する論文を集めて、読んでいきました。

論文はネットで手に入るものを読んでいました。

ただプログラミング教育に関する論文はそんなに多くなかったので、プログラミング教育を実践されているかたの本を読んだりもしていました。

専門家の方からしてみたら、私が引用した本や論文の系統がバラバラすぎるなというところもあると思いますが、面接のときに論理的な説明をすることができればカバーできると感じました。

 

〇もしAO入試に落ちたらということを考えて何か準備はしていましたか?


慶応義塾大学SFCの一般受験を受けようと思っていました。

受験科目が「情報」「英語」「小論文」でしたので、自信はありました。

小論文は一般的に、論理立てて文章を書ければ良いので、AO入試に向けて論理的に思考する訓練をしている人なら、小論文は問題なくできると思います。

 

 

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