先日、私が教員時代にお世話になっていた桐原書店さんに行ってきました。
桐原書店さんは教材のDX化が進んでいて、特に英語の教材は教員の負担を大きく減らしてくれるものばかりです。
2022年度に私が使用していたのは、クラウド上で小テストができ、自動で採点をしてくれる『森のテスト』です。
このおかげで、
①印刷時間→【ゼロ】
②教室にテストを持っていき配布する手間・答案を回収する手間→【ゼロ】
③採点する時間(5クラス分:約100分)→【ゼロ】
④テスト終了と同時に、クラスごとの平均点や生徒1人1人の採点結果もすぐにわかる、
ぱっと思いつくだけでも、これだけのメリットがあります。
「本当は小テストを頻繁にやりたいけど、手間暇がかかるからできる限り回数を少なくしてしまう、、、」と悩んでいた先生にとっては、この『森のテスト』は最高のサービスです。
また、問題の順番や、選択肢のシャッフルもできるので、テスト時間を適切に設定すればデバイス上でのカンニングも防ぐことができます。
『森のテスト』が使える教材は増えていて、英語以外にも国語(「現代文重要語」や「古文単語」)もあります。
また、桐原書店さんはAIが添削を行う『桐原AIエッセイライティング』というサービスもこの4月からリリースします。
日本の英語教育でのライティングといえば、日本語から英語への「翻訳活動」がメインで、自分の意見を書いていく「エッセイ」は採点が大変という理由で避けられていました。
このAI添削サービスは、文法や単語の間違えだけでなく、話し言葉と書き言葉の違いについても指摘してくれます。
これを使えば、生徒のアウトプットの量と質を確実に高めることができます。
また、エッセイのテーマに合った英単語や表現を事前学習で学べるところも素晴らしい点です。
インプットとして英単語を学んだ後で、自分なりの文章の中でそれらをアウトプットすることで、「読むための英単語」から「表現するための英単語」に変化し、記憶の定着もよくなります。
このように学習教材は日々進化していっています。
しかしながら、学校現場でそれらを適切に使いこなせていないことが多いように感じられます。
企業と学校がそれぞれ抱えている課題点を、間に入って解決していけるよう、日々邁進していこうと思います。
全ては子供達のために